＜7月度名画座＞
いつもは語られる事のない名画座企画です。
というのもいつもは他のメンバーさんにお任せで開催を
してもらっているのですが、今回は私が幹事に立候補してみた事もあり
ちょっと記載してみました。

因みに前回の私の名画座幹事は約2年前で、ヒッチコックの
「知りすぎていた男」の上映でした。
そして今回は「Ｗの悲劇」。
ＨＥＣ名画座としては初の邦画作品の上映になりますね。

と思っていたら何と開催日数日前に台風6号が発生。
前回も私の意図せぬところで中止になった事があり
「もうこれは絶対誰かが上映させたくないのだろう！？」と
思わずにいられない展開でした（笑）
ホントこんな時は「晴れ女」さんが居てくれると有難いですね～。
つい最近「天気の子」を観た事もあり、そんな事を考えたりもしました。

そんなこんなでずっとアタフタしていたのですが、
何とか開催出来そうな天気図だったので、予定通り開催する事としました。

まずはいつもよりちょっと早めに会場入りして準備を開始。
今回は予告通り待合室のロビーで、「セーラー服と機関銃～探偵物語～
メインテーマ～Ｗの悲劇」と薬師丸ひろ子さんの主題歌のメドレーを流してみました。
やっぱり薬師丸ひろ子さんの声は素敵ですね～。

そんなこんなで参加者の方も続々と集まり、上映時間となったので早速舞台へと向かいました。

という事でまずは前説コーナー。
「前回は私の予期せぬところで上映が中止となってしまい、
今回も急に台風が発生し　2回目の悲劇が起こるところでした･･･」
と話し始めたところ客席から「（それこそ）Ｗの悲劇！」との声が
続々とあがりました。
そんな指摘はいらないです（笑）

そして参考までに「この作品観た事ある人！」と聞いてみたところ、何と鑑賞者0人。
これだけ映画好きがたくさん集まったサークルで、誰も観た事が無い作品に巡り合えるなんて･･･。
逆に初めて観てもらえる嬉しさが出てきたりもしました。

という事でいよいよ上映･･･

久々に鑑賞しましたがホントに素晴らしい作品ですね。
最後にちょっと涙が出たりしました。
特にスクリーンの中の三田佳子さんの演技は素晴らしく、貫録満載でした。

という事で上映会も無事終了です。
因みに後で知ったのですが、この劇場のオーナーさんは
何と薬師丸ひろ子さんと同級生との事でした。
偶然とはいえ縁って不思議ですね。

今回は台風が接近していたので、上映会の後はそのまま解散の予定でしたが
皆何処かに行きたがっている様子だったので
「皆、何処か行く？」「じゃ、行っちゃおうか？」
と男女12名を引き連れて急遽居酒屋さんに向かう事としました。

新橋の駅前を皆を引き連れて歩いているとＤさんから
「何だか引率の先生みたい」と言われちゃったりもしました･･･（笑）

とりあえずお店の方は土曜日という事もありスムーズに入店は出来ました。
12名で1部屋ってのは丁度良い規模ですね。
因みに昔のＨＥＣの定例会ってこの位の人数だったんですよ。

という事で早速乾杯の後、皆で今作品について議論。
「マンションの前で待ってるなんてもう無理」
「だって裏拳だよ」
てな感じで盛り上がってくれました。
自分のチョイスした作品の話題で盛り上がってもらえるのって嬉しいです。

そしてあっという間に2時間が経ったので会を締めようとすると
「何だか定例会みたい」と言われちゃったりもしました･･･（笑）

その後お店の外を出てみると台風の影響もなく全然良い天気。
早速Ｓさんから「次、行きたーい！」との声が出て
続々と皆さん次へと向かいました。
そんな皆さんの楽しそうな後ろ姿を見ながら、私は一足先に
新橋の地を後にさせていただいたのでした。

終

 

＜あとがき＞
皆さん、ありがとうございました。
お陰様で何とか無事上映する事が出来ました。
多分2回中止になったら僕の気力も持たなかった事でしょう（笑）

また次回はＨＥＣの他のメンバーが素晴らしい作品をチョイスして
くれると思います。
ぜひお楽しみにしていて下さい。
また次回もどうぞよろしくお願いします！