ほどほどに映画好きのためのサークルHEC

08月

狐狼の血 LEVEL2

複雑に絡み合った人間模様の中で、
それぞれの思惑と駆け引きがみられます。
前作の設定から3年が経ち、すっかり貫禄のついた日岡刑事こと
松坂桃李さんもとても良かったのですが
今回は何と言っても上林役の鈴木亮平さんの迫力が桁違いでした。
日本の映画でここまで迫力ある作品を作れるなんて、正直驚きでした。
かなり暴力描写が激しい作品ではありますが、個人的には今年のベスト1です。

 

ドント・ブリーズ2

あの爺さんが帰ってきた。
前作では
爺さん、可哀そうに・・・
頑張れ、爺さん。
爺さん。それはやりすぎだろう。
もうやめてくれ、爺さん。
ってな感じで展開していったが、
やっぱり今回も主役は爺さんだ。
最初に爺さんが叩きのめされてから、
立ち上がるのだ。

というと善人vs悪人の勧善懲悪的な映画に感じるが、
どうしても主人公に感情移入は出来なかった。
何故なら主人公が爺さんだからだ。

プロミシング・ヤング・ウーマン

人間ってものは周りに流されてしまいがちではありますが
自分の信念をしっかり持って立ち向かってゆく様は、ある意味素晴らしいと思いますし、
なかなか出来る事ではないと思います。
最後は因果応報という言葉がピッタリの様に感じられました。

 

死亡遊戯

ブルース・リーの代表作の1本です。
とにかくテーマ曲がカッコ良くて、ボクシングの辰吉丈一郎さんも
入場テーマ曲として使用していたのを思い出します。

さてこちらの映画は勧善懲悪的なストーリーで、シンプルで
非常に分かりやすいと思います。

ラストシーンでは五重塔を登って行き、各階に待ち構える格闘家を
順番に倒してゆくという、
格闘技好きにはとてもしびれる展開です。

その格闘シーンをあらためて見てみると
大男のハキムとの対戦では、
何と肩固め
から変形のチョークスリーパーで締め落としております。

1978年の映画ですが、現代のMMAにも
通じるこの動き、さすがリー先生。

まだまだたくさんの作品を観たかったですね。