ほどほどに映画好きのためのサークルHEC

2015年

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

シリアスなお話かと思ってましたが、ある意味コメディなのですね。
それぞれの人間関係における会話もウィットに富んでいて面白いです。
人間過去の素晴らしい経験ってのは忘れられないものかと思いますが
例え現状が自分にとって良い状態でないとしても
何処かで自分の気持ちに整理をつけて
常に前に進み続けなければならないものですね。
きっとそれが人生ってものなのでしょう。
タイムズスクエアのシーンはこれが例のアカデミー賞のやつか
って事でクスクス笑えました。

 

 

百円の恋

昨年の公開の映画ですが、4/18より千葉劇場で公開されたので見に行きました。
私自身ボクシングをやっており、午前中ミット打ちやサンドバックのトレーニングで
心地良い疲労感の中で見に行って来ました。
ストーリーはともかく安藤サクラさんのあのシャドーは見事です。
ちょっと練習したからってあそこまでは出来ないでしょう。
また試合で手も足も出ないってのもなかなかリアリティがありますね。
練習と試合は全く違うものですからね。
最後に「勝ちたかった」という言葉が印象的でしたが
ボクシングに勝つ、相手に勝つ、彼氏に勝つ、今までの自分に勝つ、
いろんな意味があったのでしょうね。
ボクシングでシェイプアップされた安藤サクラさんはとても美しかったです。

http://100yen-koi.jp/

アメリカン・スナイパー

国を守るといった大義名分と愛する家族との間でゆれ動く一人の男性の物語ですね。
正義心により何度も戦場に赴き、そしていつの間にかじわじわと自分の精神状態も
病んでしまうのですね。
生きている時から既に伝説であって、最後には英雄になるのですが
決して家族はその様なものを求めてないのですよね。
この映画のタイトルはただ ”スナイパー” ではなく、”アメリカン” という言葉が
付くあたりはアメリカという国への愛国心を感じます。

 

 

エクソダス:神と王

とにかく映像が素晴らしいですね。
古代エジプト王朝の風景が拝見出来ます。
モーゼといえば海が割れるのですが、こちらは違った解釈ですね。
映画を観終わった後、無性にエジプト文明について調べたくなりました。
個人的にはカエルがあまり好きではないので
大群のシーンはぞっとしてしまいましたね。