ほどほどに映画好きのためのサークルHEC

2016年

死霊館 エンフィールド事件

エクセレント!
こうゆう作品を求めておりました。
特定の人物が襲い掛かってきたり、ゾンビの群れが迫ってきたりする作品と違って
想像出来ないものが迫ってくるという恐怖感はなかなか良いです。
2時間ちょっとの間ずっと楽しませて(?)いただきました。
ただ出てきたキャラクターがちょっとマリリン・マンソンぽかったかな?(笑)
個人的には今まで見て来たホラー映画の中でベスト1かもしれません。
もし次回作(第3作?)もある様なら期待して待ってます。

 

日本で一番悪い奴ら

北海道警察の拳銃捜査をきっかけに始まるの汚職の数々を
息を付かせぬテンポで見せてくれます。
途中お金や女性・クスリなど入り乱れ、
お話しはどんどん悪い方向に向かってゆくのですね。
脇をかためる俳優さん達も見事ですが
何と言っても主役の綾野剛さんが素晴らしく
彼なしにこの映画はなりえなかったと思わせる位の作品でした。
とても楽しませてもらいました。

 

 

ディストラクション・ベイビーズ

かなり好戦的な映画ですね。
柳楽優弥さんの目つきもがなかなか迫力のあるものでした。
そんな好戦的なシーンが目立つ映画ですが、個人的には割と冷静に見てて
「攻撃が淡泊だな~。その辺りは映画だから仕方ないかな~」
「やっぱり栄養と休息のバランスが崩れると体力も落ちるだろうな~」
「あそこは絞め技を使ってあげた方が、相手の怪我も少なくて良いだろうな~」
「現代はMMA(ミックスド マーシャル アーツ)をやっていた方が強いだろうな~」
「やっぱり松山といえば芦原英幸先生だな~」
と格闘技好きには妙にいろいろ考えさせられる映画でした!?

 

 

レヴェナント:蘇えりし者

人間の生と死を描いた壮絶な物語ですね。
主人公の息子を失った怒りと悲しみ、そして憎しみが
何があっても生き抜くという原動力になったのかと思います。
この辺りの感覚は実際親になってみて、あらためて強く認識させられる部分
かと思います。
全編に映し出される壮大な自然が時には美しく、時には過酷にも感じられました。
映像も音楽も心に響く素晴らしい作品でした。

 

 

アイアムアヒーロー

ちょっとしたパニック映画かと思って見に行ったら
何とこれはスプラッターじゃないですか!?しかも日本製の。
ちょっと驚きました。
作品を見ているとジョージ・A・ロメロ監督の「Dawn of the Dead」や
サム・ライミ監督の「The Evil Dead」にオマージュされた様なシーンもありますね。
序盤の棒高跳びの選手?のシーンが後々生きてくるのですが
そういった間はなかなか良いと思います。
ところであれだけ派手にやっているのに、見終わった後不思議と爽快感があるのは、
大泉洋さんの成せる技なのかもしれません!?

 

 

オデッセイ

美しい映像に見事なストーリー。
本来は絶望のどん底に落ちても不思議ではないのに
持ち前のバイタリティとユーモアで乗り切ってゆく姿は痛快です。
アイアンマン?のシーンは胸がとても熱くなりました。
全編に流れる音楽のチョイスもとても良いですね。
途中「スターマン」が流れてきた時は、このタイミングでデビッドボウイかぁと
思わずにいられませんでした。

 

 

縁~The Bride of Izumo~

列車に乗って何処かに行こう。
そう思い2月に寝台列車で出雲大社に行く計画をしていたところ
偶然出雲が舞台の映画が公開されるというのを見つけ、早速見に行って来ました。
この公開のタイミング、きっと何かのご縁かもしれません。

主人公が何かに導かれる様に出雲に足を運び、そして答え見つけ出すって
お話しなんですが、そもそも
今の時代ってネットで何でも簡単に事が
済んでしまう環境にあると思います。

そんな中、自分のインスピレーションで現地に足を運んで
自分自身の目で確かめるという行為は凄く大事な事だなと思います。
道を行き交うシーンで見知らぬ人同士が「こんにちは」と声をかけ合うシーンが、
何故かとても印象深く心に残りました。

 

 

クリード チャンプを継ぐ男

ロッキーシリーズのスピンオフ作品ですね。
今までのシリーズの中で一番ボクシングをしてたかなって気がします!?
また格闘シーンも選手の間近で円を描く様なカメラワークで、なかなか良かったです。
この調子ならまだ続編が作れるかと思いますが、全てはロッキーの体調次第かな!?
途中「雲(クラウド)って何だ?」、「誰か階段を増やしたな!」っていう
ロッキージョークがなかなか微笑ましかったです。