ほどほどに映画好きのためのサークルHEC

2013年

ゼロ・グラビティ

もの凄い映像ですね。
宇宙空間というのをテーマに、よくここまでの映像を作り上げたものです。
普段我々の周りには家族がいて仲間がいて、そして当たり前の様に空気があります。
これは本当に有難い事ですね。感謝感謝感謝です。
自分の足で台地を踏みしめるって事が、どんなに貴重なものなのか味わいました。
ところでここまで登場人物が少ない映画を見たのは初めてでしたね。
 
 

42 ~世界を変えた男~

ジャッキーロビンソンさんのお話しですね。
近年メジャーリーグもいろいろな意味で身近な存在になるつつある様な気がします。
今では黒人の野球選手はたくさんおりますが、当時米国では隔離されていたのですね。
でもそこから這い上がって現在の地位を掴んだという事は素晴らしい事ですし、
想像も出来ない程の苦労があった事でしょう。
全部の選手ではありませんが、ここ数年日本人選手がFAやポスティングやらで
メジャーに行って当たり前の様にメジャーのレギュラーを約束されて向こうで
プレーするというのは何か違和感がある様な気もします。
ジャッキーロビンソンさんの様に逆境からも這い上がって
自分の地位を勝ち取ってゆければ素晴らしいですね。
ところで私自身ドジャースはロサンゼルスというイメージが強いので
ブルックリンというのはちょっと感覚が違いましたね。

 

 

ベイビー大丈夫かっ  BEATCHILD1987

今見ても凄いメンバーですね。
今では BOOWY や 尾崎豊 なんて絶対見れないですしね。
何でこれだけのメンバーが熊本に集まったのか謎です。
しかも当時のチケット代は4500円なんですよね。
時代を感じますね。
 
でも映像をみるともの凄い豪雨です。
これだけの雨が降るともう悲惨ですね。
曲を楽しむというよりお客さんが気の毒でなりません。
8月開催ですからここまでの雨は想定してなかったのでしょう。
 
でも歴史の1ページとしてこのフィルムはずっと残しておいて、
いつの日かこれに近いメンバーであの日のリベンジ公演を開いて欲しいものです。
 
 

凶悪

迫力ある映像でした。
犯罪を犯しても結局法に守られてしまうといった面は 被害者の立場からしても
決して納得のいかないものでしょう。
ふとしたきっかけから段々事件に引き込まれてしまい
後戻りの出来なくなったジャーナリスト。
穏やかな話し方の裏側に潜んだ犯罪者の凶暴性。
そして冷酷で計算高い先生。
3人の男優さんそれぞれ見事な熱演でした。
 
 

劇場版 タイムスクープハンター -安土城最後の一日-

まさかNHKのタイムスクープハンターが映画になるとは夢にも思いませんでした。
タイムスクープハンターは大好きで毎シーズン欠かさず見ております。
今回は映画というよりTVスペシャルという感じでしたね。
それのしても今回はテーマが良いです。
出だしから ”本能寺の変” の緊迫したシーンが見れますし、何と言っても主役の
”安土城”です。本当に立派な城ですよね。
これが焼失してしまったのが残念で仕方ありません。
ぜひぜひ復元して欲しいと思うのは私一人ではないでしょう。
映画の中で琵琶湖畔に浮かぶ安土城の姿を見れてちょっと嬉しかったです。

 

 

ワールド・ウォーZ

戦争の映画かと思ったらゾンビ映画だったんですね。
でもゾンビ君はあくまでも脇役で、これはブラピと家族の愛の物語ですね。
ウィルス感染による拡大ですが、今回の様なゾンビじゃなくいろいろなパターンを
想定出来ますよね。
もし原因不明のウィルスが拡大した時、果たして最後まで愛する者を守リ切れる
のでしょうか?
そんなテーマを突き付けられた様な感じがしました。
 
 

スタートレック イントゥ・ダークネス

スタートレック最高ですね。
この夏一番の超大作と言っても過言ではないでしょう。
SFXの世界もここまで進歩したかと思うと感激ものです。
単純なSFX映画としても十分楽しめますが、
スタートレック独自の世界観を知っていると更に楽しめますね。
この映画を見たあと無性に80年台に公開された映画シリーズが
見てみたくなりました。

 

 

少年H

少年H君が主役かと思いきや水谷豊さんが主演の様でした。
映画自体は子供にでも分かりやすく描かれてましたね。
大人の立場になると軽々と口に出せない事でも、
純粋な子供の視点から見ると疑問が湧くのは当然ですね。
激動の時代でしたが信念と愛情を持って生き抜いた家族の物語でした。

 

 

爆心 長崎の空

タイトルからすると戦争映画の様ですが、こちらはその後の現代のお話しです。
主に2つの家族の人間模様が描かれているのですが、
どんな別れ方にせよいつだって残される者の方が辛いですよね。
結局は自分自身で気持ちの整理をつけなければならないのですが、
それは決して簡単な事ではないでしょう。
娘さんが母親の事で悔いてましたが、母親の本当の気持ちというのは自分が
母親になってみて初めて分かるものかなって思います。
通常の親というのは自分の子供の幸せを一番に祈っているものですから
何があっても前向きに頑張っていってもらいたいと思います。

 

 

風立ちぬ

戦争という大きな背景があるのですがそこにはあまり触れずに
一人の青年の飛行機作りの夢について描かれてますね。
自分の好きな事を仕事に出来るっていうのはなかなか難しい事ですので
そういった意味では二郎さんは幸せでしたね。
家族より仕事を優先するというのはとても日本人的でもあります。
背景的にそうせざろう得なかったという面もあるし、
二郎さんの責任感の現れでしょう。
”生きねば”というのはとても深くて重い言葉ですね。
それだけのものを背負っている訳ですから。