ほどほどに映画好きのためのサークルHEC

2020年

二人の世界

原作者の作品に対するメッセージが、
どういうものなのか分かりませんが、
自分だったらこの男性と同じチョイスは出来ない様に思う。
彼女を一人にしてしまう事が凄く心配だし、
その
彼女を幸せにしてあげられなかったという部分が
とてもとても心苦しくて、人知れず泣いてしまうかもしれない。
そもそも居なくなった翌朝には仕事を捨てて、
新幹線に飛び乗って大阪に向かっている気がします。
自分には夢もお金も名誉も必要ないと思ってます。

 

ところで話は変わりますが、以前会社の女の子に
「愛とお金のどちらが大事かって言ったらやっぱり愛だよね」
と言ってみたところ
「お金に決まっているじゃないですか!
 愛では生活は出来ないのですよ!」
と一喝されてしまった。
まだまだ自分の考え方は甘すぎるのかもしれない(笑)

 

 

アンダードック 前編/後編

ボクシングというのはテレビ等で観るととても華やかに見えますが
本来そこに至るまでのものは地味で泥臭いものだと思ってます。
そしてボクシング映画を観る際は、
どれだけボクシングというものに対してリスペクトを
持って
接してくれているかという点に注目をしてしまうのですが、

本作品は見応えもあり、とても良かったと思います。

この作品は主に男性3人のボクシングを通じた生き様が垣間見れます。
それぞれの人生や思いを背負ってリングに立ち上がってくれます。

主人公の
やっぱこれだよな
うるせー、馬鹿野郎
といったセリフが最高にカッコ良かったです。

 

 

ばるぼら

現実か、非現実か?
最後まで分かりえない摩訶不思議な世界
ばるぼらは一体何者?
1970年代にこの様な世界観を作り上げた手塚先生は
やっぱり凄い方だと思います。

 

 

 

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

今話題の映画ですね。
何だか興行収入がもの凄い事になっておりますが、
経済の活性化の為にはとても良い事だと思います。
その反面、子供達が見た時にどの様な感想を持つのがが凄く気になりますね。
個人的には家族との再開シーンが涙でした。

 

ミッドナイトスワン

やりたい事がある。
夢をもって生きている。
そんな人を応援したくなるものが人情。
いろいろな境遇の人達が自分の叶えられなかった夢を託して
前に進んでゆくのですね。
最近は見るのも聞くのも辛くなるニュースが多い様に感じますが、
人と人の心の交流を感じ取れる作品で、とても良かったと思います。
砂浜で踊る一果さんは最高に美しかったと思います。

 

 

TENET テネット

大好きなクリストファー・ノーラン監督の作品という事で観に行ってきました。
でもまぁ、難しい難しい。
時間を逆行するという事で、途中で私の頭の血流も逆行しそうになりました。
こちらの作品は普通に1度鑑賞してから、ネット等で内容を再確認して、
あらためてもう一度観るのが良いのかもしれません。
因みにアクションシーンなどは半端無いですね。

ところで話しは変わりますが、時間を逆行するという事で、
もし昔好きだった人にもう一度会えたとしたら、違う結末を迎えたのだろうか?
な~んてちょっと考えたりもして・・・。
いや、いや、いや。
恋の傷口が広がるだけだから、考えるのはやめておこう(笑)

 

コンフィデンスマンJP プリンセス編

約2ヶ月ちょっと延期となった様ですが、ようやく観ることが出来ました。
因みに前作は香港、そして今回はシンガポールのマリーナベイサンズが出てきます。
不思議と毎回HECの旅行で訪問した場所が出てくるので、とても親近感がわきますね。
出演者の皆さんに関してはいろいろ思うところもありましたが、とにかく豪華です。
やっぱり主演の長澤まさみさんは魅力的で素敵な方だと思います。
そんな中、上映終了後の舞台挨拶で小手伸也さんが
やたらといじられていたのが印象的でした。

 

 

ミッドサマー

爽やかな景色の中、先の展開が読めない形で物語は進んでゆきます。
途中で「えっ」って思い始めますが・・・
この映画を観終わった後の教訓としては、「STAY HOME!」
どんな魅力的なお誘いがあっても、お家で過ごしましょう!って事かな?(笑)

 

 

新聞記者

映画は映画館でと決めている自分としては、今は名画座しか無いかな?と
思っていたのですが、
TOHOシネマさんでアンコール上映してくれていたので
早速拝見させていただきました。

重厚なテーマではありますが、徐々に引き込まれてゆきます。
真実を追う女性新聞記者と、組織という歯車の中で自我をどの様に
押し殺してゆけば良いか
考える男性の葛藤の物語ですね。
二人の対比がそれぞれの立場をより深く表してくれます。
日本アカデミー賞最優秀作品賞も納得の作品です。

 

パラサイト 半地下の家族

素晴らしい作品でした。
貧しい生活環境の中で生きてゆく逞しさ、そしてその中にも
妬み・哀愁・プライド等様々な感情が入り乱れます。

一体この家族は何を象徴しているのか?
果たして日本人も同じ様な作品を作る事が出来るのだろうか?
そんないろいろな事を考えさせてくれる作品でした。